マイニング大手マラソン傘下の「Anduro」がトークン化プラットフォームを発表──第1号はウィスキー
ビットコインの動向に影響される上場マイニング企業
ブロック報酬が 4 年ごとに半減することに対して各マイニング企業が手数料収入の新たな源泉を見つけようとしているという傾向を、マラソンがAnduroを生み出したことは物語っているのかもしれない。 ビットコインのマイナーは、同ネットワークに新しいブロックを追加するために数学的な問題を解く競争を行い、その見返りとして新たなビットコインで報酬を得ている。受け取る額は4年ごとに半減し、最後に半減したのは今年4月で、報酬は3.125ビットコインに落ちた。 このプロセスはビットコインの価値保存としての強さを支えるのに役立つが、収入源が4年ごとに実質的に50%削減されることを考えると、マイナーにとっては課題となる。 「特にマラソンは上場しているマイナーであり、株価はビットコイン価格と高い相関関係にあるため、価格を引き上げ、採用を促進するための新たな方法を見つける必要がある」とデュラン氏は述べた。「ビットコインの使用者が増える世界は、取引手数料が増える世界であり、同エコシステム全体が向上する世界である。」 |翻訳・編集:T.Minamoto|画像:eitamasui/Pixabay|原文:Bitcoin Miner Marathon's Anduro Unveils Tokenization Platform, Starts With Whiskey
CoinDesk Japan 編集部