永遠のケービン③ 嘉数高台とヒージャー 帰ってきた令和阿房列車で行こう 第二列車
定番のラフテーやジーマミ豆腐、紫芋の天ぷらもうまかったが、なんといってもヒージャー(山羊(やぎ))の刺し身は絶品だった。山羊なのに臭みが全くないのだ。20年物の泡盛古酒に酔いしれ、和尚の沖縄政界裏話に抱腹絶倒しながら宜野湾の夜は更けていった。ケービンを巡る旅の続きは、明日のこころだぁ!(乾正人)
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嘉数の戦い
昭和20年4月8日から16日間にわたって繰り広げられた。日本軍は、高台に張り巡らせた陣地を効果的に使い、米軍の戦車部隊を一時は撃退するほどの奮戦をみせた。日米両軍の戦死傷者は計約8万8千人(諸説あり)にのぼるとされる。