ロックバンド「Teary Planet」、メンバーのがん治療のため、無期限活動休止
ロックバンド「Teary Planet」がメンバーのChioのがんの治療のため25日から無期限活動休止に入ったことが同日、バンドの公式X(旧ツイッター)で発表された。 Teary Planetメンバー一同で「活動休止のお知らせ」とのタイトルの文書をアップ。「突然の報告で申し訳ございませんが、本日10/25をもってバンドとして活動尾を無期限休止とさせていただくことになりました」と伝えた。 「昨年末からメンバーのChio(Pf/Key)が、たびたび原因不明の高熱や体調不良に悩まされており、ここ数カ月様々な検査を行ってきました。その結果『悪性腹膜中皮腫』という難治性のがんであることが判明し、来月から抗がん剤による治療を開始することとなりました」と経緯を説明。「このがんは日本でも症例数の少ない大変珍しいがんであり、手術が行えず、完治が難しいことから、まずはメンバーの命を第一に考え、今回無期限活動休止という判断を出させていただきました」と続けた。 活動再開の時期については「お伝えすることが難しい状況」とし、「まずは治療に専念し、本人の体調と相談しながら活動再開の時期を決めていけたらと思っております」と今後の方針についてコメントした。 すでに依頼を受けた仕事については「しっかりと予定通り進めて参ります」とのこと。即売会イベントやインタビューなどの取材に関してはメンバーのNanaoを中心に対応していくという。「必ず皆様の前でまた演奏できる日が来るよう、そして掲げた夢をしっかりとかなえていけるよう、まずはしっかりとがんに向かいます。今後ともよろしくお願いいたします」との言葉で文書を結んだ。 「Teary Planet」は、ギター&ボーカルを務めるNanaoと、ドラムスのYouli、ピアノのChioの3人組。2020年からVOCALOID楽曲の投稿を開始し、約1年程で自主制作アルバムを作るなど、精力的に活動している。
テレビ朝日