<吹雪で”何も見えない”>『ホワイトアウト』による高速道路での”多重事故”想定した訓練(宮城・大崎市の東北道)
ミヤギテレビ
冬の高速道路でホワイトアウトによる多重事故を想定した対応訓練が、宮城・大崎市で行われた。 訓練での通報)事故です。事故が発生しています。私の前の方で事故が発生しています 訓練は、大崎市の東北道・古川インターチェンジで、警察や消防約100人が参加して行われた。 吹雪で何も見えなくなるホワイトアウトで、3台の車が衝突し横転した車に負傷者が閉じ込められた想定。 大崎市古川の東北道では、2021年1月にホワイトアウトが原因で車61台が絡む多重事故が発生。1人が死亡30人が重軽傷を負った。 訓練では、追突事故を防ぐため、警察が現場を封鎖。 駆け付けた消防が、横転した車からドライバーを救助し、大崎市民病院の医療チーム(=DMAT)が救護活動にあたるなど、多重事故に備え連携を深めながら対応を確認した。 宮城県警・高速隊 目黒健也副隊長 「今後も続けて練度を上げて、迅速な対応ができるように努めていきたいと考えています」 ネクスコ東日によると、事故現場周辺の防雪柵を、2.3メートルから4メートルの高さにする再発防止に向けた工事が、来年中にも完了するという。