1回戦屈指の好カードを制したのは美濃加茂［写真］＝バスケットボールキング

　12月23日、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が開幕。武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた男子1回戦で美濃加茂高校（岐阜県）と延岡学園（宮崎県）が対戦した。 　第1クォーターから効率よく得点を重ねて主導権を奪ったのは美濃加茂。エブナ フェイバーのアリウープダンクなど豪快なショットも飛び出し、12点リードの26－14で最初の10分を終えると、第2クォーターにはフリースローでつなぎながらスコアを伸ばして47－29で折り返し。18点リードで前半20分を終えた。 　反撃したい延岡学園は、内田悠介が第3クォーターだけで9得点とチームをけん引し、一時1桁点差としたものの、試合時間残り7分に身長205センチの2年生センター、ンジェ シェキが足をつったような仕草を見せて一時離脱。勝負どころでインサイドの柱を欠いた延岡学園は奮闘及ばず、最終スコア85－72で美濃加茂に軍配が上がった。 　勝利した美濃加茂は、深見響敏が12アシストをマークし、チーム最多31得点を挙げた北條彪之介、14得点17リバウンドでダブルダブルを記録したフェイバーら、先発4選手が2ケタ得点をマーク。25日に行われる2回戦では、浜松学院高校（静岡県）と正智深谷高校（埼玉県）の勝者と対戦する。 ■ウインターカップ2023・男子1回戦 ＜武蔵野の森総合スポーツプラザ・京王観光コート＞ 延岡学園 72－85 美濃加茂 延学｜14｜15｜22｜21｜＝72 美加｜26｜21｜15｜23｜＝85