タックル問題で日大学長が会見(全文1)非常に責任を感じております
大塚学長からのあいさつ
大塚:本日は、日本大学学長である私からおわびとお願いがございまして、このように皆さまにお集まりいただきました。座ったほうがいい。このようにお集まりをいただきました。本当にありがとうございます。まずは、関西学院大学のアメリカンフットボールと本学との定期戦におきまして、本学の所属部員があってはならないような危険な行為、反則ということで、関学の選手にけがをさせてしまったというふうなことに対しまして、本学の【教学面 00:03:59】の長であります私も、非常に責任を感じております。 この被害選手、また保護者、関西学院大学のアメリカンフットボール関係者には本当に謝っても謝りきれないような、このような事態を招いてしまったこと、本当におわびしたいと思っております。また被害選手は、報道によりますと来週ぐらいには練習に参加できそうだということで非常に安堵しておりますけれども、1日も早い回復と選手としての復帰をできればと願っているところでございます。 本学の全てのアメリカンフットボールの選手も今、本当に苦痛の時間を過ごしているところでございますけれども、ほかの全国のアメリカンフットボール部の関係者ならびにスポーツに関わっている、類似のスポーツに関わっているような関係のところ、あるいは大学にも誤解を招いているということでの迷惑をお掛けしているということについても、非常に深くおわびしなければならないと感じているところでございます。 私どもの今、対応しておりますことにはちょっと後れを取りまして、実際に本学の学生、あるいは父兄、生徒、本当に迷惑を掛け、ご心配をお掛けしているというところでございます。また、本学の学生の中でも特に当該の学生1人、記者会見の場に出させてしまったというようなことに、大学として追い込んでしまったのではないかということに対しましては、その責任を非常に痛感しているところでございます。本来であれば、顔を合わせて全学の学生におわびを申し上げなきゃいけないんですけれども、本日このようにお集まりいただいた理由の1つといたしましては、本学は全国各地に学部あるいは付属高校を持っているというところで、かなり大きな範囲をカバーしなければならないということで、このような記者会見ということで、おわびの場を設けさせていただいたということでご理解をいただければなと思います。 本学は学生数、生徒数合わせてですけれども、約12万人の規模でございますので、とても私1人で全国を回る、あるいは学校1校1校を回るということもできません。非常にそのようなことも含めて、このようなことで学長としてお伝えしたいことを申し上げたいと思っているところでございます。【今日は長として 00:07:22】当該学生、今まで実名を挙げておりましたけれども、私のほうからは当該学生という形で名前を伏せて申し上げたいと思いますけれども、一時期も早く学校に戻ってこいということで、今、学部が復帰対策を考えているところでございまして、もちろん勉学はもとより卒業後の進路まで本人の意向があれば、われわれが全力を挙げて彼の相談に貢献したいと、力を注いであげたいと考えているところでございます。 また本学は、去年から学生と向き合うということで教育に取り組んでおりますので、全教職員を挙げて、現在所属している。学生生徒諸君を援助してあげたいというところでございますので、1日も早く学生の皆さんに【実感 00:08:31】を与えたいというところも【***00:08:34】でございます。 本学として、そのようなことをしてあげるということが一番大事なことではないかなと思っております。特に挙げますと4年生の就職問題ですね。こういうところでいろいろと現場からの声も上がっているというのもございますので、そのようなことも含めて私どもがカバーしてあげなければいけないということを、重責として感じているところでございます。1日も早く学生・生徒の皆さんが安心して、平穏な、今までと同じような学業生活を努めるということが可能であるということとともに、失墜しましたこれまでの信頼を回復すべく、これから真摯に取り組んでまいりたいと考えております。 また、本事案の元になります事故の再発防止ということを、現在アメリカンフットボール部のみならず、全、本学、本部で管轄している34の運動部がございます。よりいっそうフェアプレー精神を彼らに伝え、また徹底させるようなことをさらに教訓にしていきたいと思っているところでございます。主将、あるいは主務、このようなメンバーには毎年2回ほどですかね、集めて学生の在り方、部の在り方ということの指導をしてまいっております。ただ各部の指導者に対しては、今までコーチング、あるいはメンタルのケアというようなことに関して各部に全部、担当者を付けてまいったわけではございません。この辺に対してはあらためて各部にこれから集まっていただきまして、対応していきたいと考えている次第でございます。 また全国におよぶと思いますけれども、国民の皆さまになろうかと思いますが、今回の騒動につきましても本学に責任があるのは当然でございますけれども、私どもの【非難に 00:11:16】真摯に受け止めてまいりますが、学生諸君に対する非難、あるいは学校の区域に妨げになるようなことにはならないようなご協力を、皆さんともどもご協力をお願いしたいなと考えているところでございます。また、われわれにとっては大事なOB、卒業生が全国におりますけれども、この皆さまからも非常に批判、あるいはご指導、現在も続いておりますけれども、この皆さまにはせひとも本学の学生にご支援をお願いするというようなことで、お願いを【ススメテ 00:12:09】いきたいと考えている次第でございます。今後ともよろしくお願いしたいと思っております。 私どものほうから、いろいろとお願いばかりをしておりますけれども、いろんなご批判は私が中心となって、【シ***タイ00:12:28】としては非難を受けてまりますけれども、今後とも本学の学生諸君に負担になるようなことはないようなご協力を皆さまにお願いしたいということで、本日のこのお願いの会を設けさせたということを申し上げて、こちらからの発言は一応、【この形 00:12:53】で閉じたいと考えているところでございます。本当に今日は私に発言の機会を与えていただきまして、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。 【連載】反則タックル問題、日大学長が会見(全文2)へ続く