沖縄戦体験、朗読通し継承 アナウンサーを講師に読み方など学ぶ 21日、那覇市で
【那覇】朗読を通して沖縄戦の記憶継承のあり方を考えようと、県平和・地域外交推進課は21日、「平和朗読講習会」を那覇市おもろまちの市職員厚生会ホールで開催する。琉球放送アナウンサーの仲村美涼さん、三原楓花(ふうか)さんを講師に、発声、滑舌などの読み方の基礎から学ぶ。参加無料で、定員50人。事前申し込みが必要。 10・10空襲、早朝から夕刻まで9時間の爆撃 「体験者の証言知って」 那覇市歴史博物館で企画展
参加者には、語り継ぎたい沖縄戦に関する体験記や新聞記事、絵本などを持参してもらう。基礎を学んだ後、朗読のプロセスや継承のあり方などを考える。仲村さんは「語り部から話を聞く機会が減る中、記憶をつなぐ方法として朗読があるのではないか。戦後80年に向けて平和の願いを発信したいと考えている方にぜひ参加してほしい」と呼び掛けている。 沖縄平和啓発プロモーション事業「御万人ぴーすふるアクション」の一環。時間は午前10時~午後4時半を予定している。 問い合わせはうなぁ沖縄、電話050(3000)7492。
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