海外で話題のカップス 日本でブレイクなるか
『カップス(Cups)』をご存知だろうか。ミュージカル映画『ピッチ・パーフェクト』の劇中歌『When I’m Gone』というカントリーソングを、アナ・ケンドリックがプラスチックのカップを叩いたり、回したり、手拍子したりして、リズムを取りながら歌う姿が話題になったことから、世界的なブームになっている。 当初、オリジナルのプロモーションビデオ(PV)は用意されていなかったが、あまりの反響の大きさに、PVが制作され、動画共有サイトYoutubeでの再生回数は1.4億回を軽く上回っている。全米シングルチャートでも8位にランクインした。これに影響を受けた世界中の人々がカップを片手に、一人や大勢で“演奏”している。Youtubeには、さまざまな『カップス』が投稿され、600人で演奏するものや、1500人で演奏するものなどもあり、多くの再生回数を記録している。 日本でも、にわかに盛り上がりつつある。5月に放送された『大人のKISS英語』(フジテレビ系)では、山下智久、千原ジュニアが『カップス』に挑戦し、話題となった。音楽業界でも活発になりつつあり、8月にメジャーデビューする沖縄出身の女性シンガーSuzu、今年デビュー予定の6人組の女子中高学生ユニットのLittle Glee Monster(リトル・グリー・モンスター)と、相次いで『カップス』に挑戦した動画を公開している。 「テンポがよく、見た目も楽しいので、日本でも絶対盛り上がるのではないでしょうか? 簡単そうに見えて、実は、少し難しいところが、動画を見た人は挑戦したくなるのでは」と、レコード会社関係者は話した。