【韓国ドラマ】“泣かせる俳優”イ・ジュンギが語る傑作ラブサスペンス『悪の花』の魅力!「K-ドラマフェス 2024 with Studio Dragon」レポート
その後は、ファンからの質問コーナー。日常の失敗談を訊かれると、「失敗はたくさんありますよ。だけど、失敗することで新たな解決策を見つけていくものだから、むしろ失敗することを待っています!」とジュンギらしい回答が。 また、好きな言葉は?と訊かれると、しばし考えたのち、「日本語では『知らんけど』」と答え、その後もやたらと「知らんけど」を使いまくっていた。そんな自由人イ・ジュンギだが、「今すぐ皆さんと遊びたいのですが、今日は皆さんが座って聞くスタイルで、僕は“俳優”としてきたので……。もう少し楽しみたい人は僕のファンミに来てください!」とアピールも忘れない。 続くファン参加型ゲームコーナーでは、トロッコに乗ってファンの近くまで行くことに。用意されたトロッコを見て、「これ、乗ってみたかったんです!アイドルのものですよね。ありがとうございます!」と無邪気に喜んでいた姿も可愛かった。 さらに、「このままお帰しするわけにはいきません!」と言い、『悪の花』のオリジナルサウンドトラックより「in my heart」、そして、大ヒット作『麗〈レイ〉~花萌ゆる8人の皇子たち~』オリジナルサウンドトラックより「君のために」の2曲を披露。 特に、多くの人に愛された『麗』の名曲では、会場全体がメロディに合わせて手を振ったり体を揺らしたりと、さながらアーティストのコンサートのようだった。 最後は再びトロッコに乗って会場を周遊。観客のハートに矢を射るポーズをしたり、矢を受けてハートを撃ち抜かれたポーズをしたり、楽しそうにファンサービスをしていたジュンギ。「すごく楽しかったので、一日中でもトロッコで会場を回っていたかったです。トロッコを引いてくださっらスタッフの皆さん、おつかれさまでした」とスタッフを労う優しさも。 「来年は新しい作品でお会いできると思います。いつもそうしてくださったように、これからもそばにいてください」と、ファンへの愛を伝え、愛らしいハートポーズで舞台をあとにしたイ・ジュンギ。先のテギョン同様、俳優としての作品愛に加え、見る者を笑顔にしてしまう生来のエンタテイナーぶりに魅せられた素敵な時間だった。 ●イ・ジュンギ Profile 1982年4月17日生まれ。178cm。2004年、日本映画『ホテル ビーナス』で殺し屋を自称する少年役を演じ、強い印象を残す。2005年の大ヒット映画『王の男』で一躍トップスターの座に。“時代劇とアクションを魅せる俳優”として評価され、『イルジメ~一枝梅~』『アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~』など、ヒーローもののヒット作を多く世に送り出している。おもな出演作に、『アスダル年代記:アラムンの剣 シーズン2』(2023年)、『無法弁護士~最高のパートナー』(2018年)、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』(2016年)、『夜を歩く士(ソンビ)』(2015年)など。
韓国TVドラマガイド編集部・高橋尚子
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