アーセナルのエドゥSDがチームの強化方針を語る「注意すべきポイントは…」若手選手獲得を推し進める理由とは
アーセナルのスポーツディレクター(SD)のエドゥ氏が、同チームの強化方針を明かした。 【動画|EURO出場のイングランド代表選手がチームに合流!】A warm welcome back for our Three Lions 現在アーセナルのSDを務めるをエドゥ氏は、2019年の7月にテクニカルディレクターに就任すると、2022年11月にSDに昇進。クラブのリクルート部門だけでなく、アカデミーの運営にも関わっており近年のアーセナル躍進を大きく支えている。 エドゥSDがアーセナルの首脳陣入りして以降、トップチームの刷新を図り、多くのメンバーが入れ替わった。ブカヨ・サカ、エディー・エンケティア、リース・ネルソンといったアカデミー出身選手を除くと、2019年夏に加入したガブリエル・マルティネッリがチーム最古参となる変わりようだ。 以前イギリス『TNT Sports』のインタビューで「我々の契約のすべては、誰もが若くエネルギッシュな選手」と語っていたエドゥSD。今回はアメリカメディア『Men in Blazers』のインタビューで、高給取りの選手を放出し、若手選手の獲得を推し進めた理由を明かした。 「自分の考え、信念、クラブの将来にとって何が良いのか、強く主張しなければならない。常に注意を払うべき要素があるが、私はチームのバランス、ポジション、グループの年齢に着目した。そして本当に注意すべきポイントは3つある」 「まずは選手の年齢を確認する必要がある。次に選手の給与、最後に選手のパフォーマンスだ。26歳か27歳を過ぎた選手がいるなら注意が必要で、給与が高ければなおさらだ。そして、その選手が活躍していなければ終わりだ。私がアーセナルに来た時、選手全員を尊敬していたが、ほぼ全員が26、27歳を超え高給だったにもかかわらず、その実力を発揮できていなかった」 「私が就任した時にこう言ったんだ。『皆さんには敬意を込めて伝えるが、チームを刷新し、新しい基盤を築かなければならない。そしてより低い給与で、我々の希望する場所に導いてくれる意欲のある若手と契約する必要がある』」 今夏の移籍市場でもEURO2024で脚光を浴びた22歳のイタリア人のDFリッカルド・カラフィオーリを獲得したアーセナル。マンチェスター・シティのプレミアリーグ5連覇を阻むことはできるのだろうか。
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