「勝者はすでに決まっている」ドジャースvsヤンキース、WS43年ぶりの“歴史的な対戦”米メディアが論じた意味とは
ドジャースとメッツのナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦はドジャースが10‐5で勝利して、4年ぶり25回目のワールドシリーズ進出を決めた。 【動画】貴重な追加点!大谷翔平が中前適時打を放つシーン ア・リーグ優勝決定シリーズはヤンキースがガーディアンズを下し、世界一をかけた頂上決戦は43年ぶりに東西の名門同士の対決となった。 そんな中、米メディア『THE BIG LEAD』は「ヤンキース対ドジャースのワールドシリーズの勝者はすでに決まっている」という記事を配信した。 記事では「ワールドシリーズ史上最も視聴率の高い3試合のうち2試合は、ニューヨーク・ヤンキースとロサンゼルス・ドジャースの対戦だった」とし、「1978年のワールドシリーズ第6戦ではヤンキースがドジャースを破り、NBC(米放送局)で平均4,427万9,000人の視聴者を獲得した。1981年のワールドシリーズ第6戦ではドジャースがヤンキースを破り、ABC(同)で平均4,137万人の視聴者を獲得した」と説明している。 さらに「これらの数字を、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとテキサス・レンジャーズが対戦した2023年ワールドシリーズと比較してみよう。第2戦の平均視聴者数は、土曜の夜にFOX(同)で記録的な低水準の815万人でした。シリーズ全体としては、1963年に初めて視聴率の追跡が始まって以来、最も低い平均視聴者数となった」と記した。 そして「歴史的なワールドシリーズの対戦には、すでに大きな勝者がいる。MLBとFOXの幹部たちだ。彼らの経済的生計は、ほとんどのファンが理解できないほど視聴率にかかっている」と伝えている。 日本時間26日から開催されるワールドシリーズでは「ドジャースのオオタニやムーキー・ベッツ、ヤンキースのアーロン・ジャッジやフアン・ソトといったスターたちが、このシリーズのマーケティングを楽々とこなしてくれるだろう」と、スター選手たちが集う歴史的な決戦により、大きな注目を集めることになるだろうと結論づけた。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]