大谷翔平、古巣・エンゼルス戦で22号 “30球団制覇”へM2 137メートル超アーチ5本目は球団新記録
◆米大リーグ ドジャース―エンゼルス(21日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) 【動画】打った瞬間に確信!大谷翔平、22号先制2ラン!! ドジャース・大谷翔平投手(29)が21日(日本時間22日)、本拠地・エンゼルス戦に「1番・DH」で先発出場し、5回に2試合連発となる22号先制2ランを放った。 0―0の5回2死一塁で迎えた第3打席。かつてソフトバンクでプレーした経験もある3番手左腕・ムーアの91・1マイル(約146・6キロ)直球を捉えると、打球速度113・1マイル(約182キロ)、飛距離455フィート(約139メートル)でセンターバックスクリーン右に運んだ。本塁打王争いではリーグ2位のオズナ(ブレーブス)に2本差をつけ、打率3割2分も現時点でトップに立ち、リーグ2冠に躍り出た。 最近6試合で5本塁打と量産体制。例年得意にしている6月も19試合で8本目となり、6試合連続打点は自己最長を更新した。古巣のエンゼルスからは初本塁打。これで28球団からの本塁打となり、日本人選手初の“30球団制覇”に向けてはフィリーズとカージナルスの「2」球団を残すのみとなった。 また、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、今季大谷が450フィート(約137メートル)以上のホームランを打ったのは5本目で、これは15年にスタットキャストが導入されて以降の球団最多記録。ドジャースタジアムでは3本目の450フィート超えとなり、2本目の時点で同年以降では「初めての選手」だったが、さらに記録を更新した。
報知新聞社