「チャイコフスキーの妻」をパリで鑑賞した和田彩花、トークイベントに登壇決定
映画「チャイコフスキーの妻」の公開初日トークイベントが9月6日に東京・新宿武蔵野館で開催決定。アイドルの和田彩花がゲスト登壇するとわかった。 【画像】映画「チャイコフスキーの妻」ポスタービジュアル 本作は「白鳥の湖」「くるみ割り人形」などで知られるロシアの作曲家ピョートル・チャイコフスキーを盲目的に愛した妻・アントニーナの物語。女性に愛情を抱いたことがないチャイコフスキーとの結婚生活はすぐに破綻し、孤独なアントニーナは狂気の淵へ落ちていく。アントニーナをアリョーナ・ミハイロワ、チャイコフスキーをオーディン・ランド・ビロンが演じた。 アート好きとしてエッセイや書評を数多く手がける和田は、2022年2月から1年半にわたってフランスに留学していた際、パリの映画館で本作を鑑賞。「純愛、夫婦愛、兄妹愛、愛惜、愛憎、愛が人を蝕んでいく様子を詩的に描写したスクリーンの芸術。従来的な性規範と、近代芸術家像を崇拝する物語の(社会の)構造を目の前に、チャイコフスキーの妻をなんと形容しますか?」とつづった。当日MCを担当する奥浜レイラからのコメントも以下に掲載している。 チケット料金は2000円均一となり、9月4日0時に劇場公式サイトで発売。残席があった場合のみ、9月4日の劇場オープン時より窓口でも取り扱われる。 キリル・セレブレンニコフが監督した「チャイコフスキーの妻」は9月6日より全国で順次ロードショー。フィリップ・アヴデーエフ、ユリア・アウグもキャストに名を連ねた。 ■ 「チャイコフスキーの妻」公開初日トークイベント 2024年9月6日(金)東京都 新宿武蔵野館 21:44~22:14(19:20回上映後) 料金:2000円均一 <登壇者> 和田彩花(アイドル) MC:奥浜レイラ(映画・音楽パーソナリティ) ■ 奥浜レイラ コメント 女性の自由も人権もないに等しかった19世紀末のロシア。誰もが名を知る音楽家が望んでいた借りものではない生き方も、その才能に身を焦がした妻の苦悩も、これまでは強固なレッテルによって見えなかった。社会から“ほとんどないこと”にされてきた人々を改めて照射し捉え直すという監督の意志にも胸をつかんで揺さぶられた。 (c)HYPE FILM - KINOPRIME - LOGICAL PICTURES – CHARADES PRODUCTIONS – BORD CADRE FILMS – ARTE FRANCE CINEMA