news zero 藤井キャスター「現状を“知る”支援」を 能登半島地震から3か月
日テレNEWS NNN
能登半島地震から3か月。取材を重ねてきたnews zeroの藤井貴彦キャスターが被災地から支援を呼びかけました。 ◇ ◇ ◇ (藤井キャスター) 能登半島地震発生から3か月が経ちました。火災の熱が残っていた朝市通りは、雨が降れば雨粒が水蒸気に変わっていましたが、その水蒸気も、焼けて焦げたにおいも少なくなりました。 被害が目に見えないと、時は前に進んだと感じるかもしれません。しかし、時は前に進まずに、ほぼ止まっています。 自宅に被害を受けた皆さんは、自宅の再建ではなく、自宅を解体するためにたくさんの書類を集めているところです。 今朝、移動中のパーキングエリアで、ボランティアのみなさんを乗せた2台のバスに出会いました。支援は時計を動かします。 ただ、ボランティアや募金だけが支援ではありません。現状を知ろうという気持ちも支援の一つです。私は定期的に取材を続けていきますので、ぜひ、現状を知る支援をお願いします。