佐渡金山の魅力をアピール 上川外相、新潟知事が会合
上川陽子外相と新潟県の花角英世知事は23日、同県にある「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録に向け、東京都内で会合を開催した。各国の駐日大使らを招いて魅力をアピール。今年7月にインドのニューデリーで開かれる世界遺産委員会での登録実現を目指す。 上川氏は「関係省庁と連携し、登録に向け引き続き全力を尽くす」と強調。花角氏は「さまざまな機会を捉え、国際的理解が得られるように取り組む」と述べた。 佐渡金山を巡り、日本政府は22年2月、世界文化遺産への推薦書をユネスコに提出したが、内容の不備を指摘され、23年1月に再提出。韓国は朝鮮半島出身者の強制労働があったと主張して登録に反発してきた。