【フィギュア】〝りくりゅう〟日本の試合は約1年7か月ぶり「今あるものを発揮できるよう」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯(8日開幕、東京・国立代々木競技場)に出場するペアの〝りくりゅう〟こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は、自国の一戦で感謝の思いを滑りに込める。 GPシリーズ第1戦スケートアメリカ(米テキサス州アレン)で優勝し、GPファイナル進出へ大きく前進した。今大会に向けては「まずはスケートアメリカの試合の疲れをとって、取りこぼしたレベルだったりを重点的に練習した。新しい技よりも今ある技をしっかり発揮できるような調整をしてきた」と木原。7日に会場で行われた公式練習ではスロージャンプやステップ、リフトなどを入念に確認した。 2023~24年シーズンは木原の腰椎分離症のため、全日本選手権などを欠場。〝りくりゅう〟が日本で実戦に臨むのは23年4月国別対抗戦以来、約1年7か月ぶりとなる。三浦が「プログラムもガラリと変わったので、久しぶりに日本のファンのみなさまの前で滑ることを楽しみにしている」と言えば、木原も「昨シーズンはケガで演技を披露することができなかった。今年はまた日本のみなさまの前で演技できることをうれしく思う」と声を弾ませた。 久々の国内戦で会場を〝りくりゅう〟の色に染め上げる。
東スポWEB