ロビン・フッドが自分の過去を振り返る物語

　ヒュー・ジャックマンが新作映画「The Death of Robin Hood（原題）」に主演することが決定した。米バラエティが報じた。 　同作では、ロビン・フッドが 犯罪と殺人にまみれた人生の末に過去と向き合う姿を描く。同作のロビン・フッドは、戦いに疲れた一匹狼で、重傷を負い、謎めいた女性に救いの手を差し伸べられる人物とのこと。エロール・フリンが演じたような陽気な無法者ではなく、ショーン・コネリーとオードリー・ヘプバーンが共演したリチャード・レスター監督策「ロビンとマリアン」（1976）に近しい。 　監督は、ニコラス・ケイジ主演のリベンジスリラー「PIG ピッグ」で長編デビューを果たし、人気シリーズ第3作「クワイエット・プレイス DAY 1」のメガホンをとったマイケル・サルノスキ。「キリング・イブ」のジョディ・カマーが共演する。 　サルノスキ監督は、「我々が知っているロビン・フッドの物語を再発明し、新しく革新する素晴らしい機会でした。脚本を映画化するために完璧なキャストを確保することは不可欠でした。ヒューとジョディがこの物語に力強く、意義深い生命を吹き込んでくれることに、これ以上ない興奮と信頼を寄せています」とコメントしている。 　アーロン・ライダーとアンドリュー・スウェットが、ライダー・ピクチャー・カンパニーのもと、アレクサンダー・ブラックとともにプロデュースする。リリカル・メディアのジョン・ローゼンバーグとナタリー・セラーズがラマ・ゴットゥムッカラ、サルノスキ、ジャックマンとともに製作総指揮を務める。2025年2月に撮影予定だ。 　ジャックマンがウルヴァリン役に復帰する「デッドプール＆ウルヴァリン」は7月26日全国公開。カマーは次回作「The Bikeriders（原題）」でオースティン・バトラー、トム・ハーディらと共演する。