【山形】新酒の完成告げる 杉玉かけ
YTS山形テレビ
東根市の酒蔵では、初冬の風物詩「杉玉」の掛け替え作業が行われました。 緑色から茶色への変化で酒の熟成具合を伝える「杉玉」。 東根市の酒蔵「六歌仙」では、フォークリフトを使ってすっかり茶色くなった杉玉を直径80センチ重さおよそ50キロの新しい杉玉に掛け替えました。 蔵人たち手作りの「杉玉」。 新しく掛け替えることで新酒が出来たことを告げる役割も担います。 今年は、夏の水不足や高温も心配されましたが、農家の徹底した管理で良質な酒米ができ、コメのうまみが感じられるおいしい新酒が完成したということです。 【六歌仙 松岡茂和社長】「皆さんに新酒が届けられるということで新たな気持ち。旬のおいしい料理とともに気の合う仲間と楽しく(新酒を)飲んでほしい」 新酒はきょう(12月2日)から六歌仙で、その後順次全国の酒店などで販売されます。