藤ヶ谷太輔が『潜入兄妹』に“鳳凰”として登場 大役にふさわしい貫禄と説得力
竜星涼と八木莉可子がW主演を務める土ドラ10『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(日本テレビ系)で、幻獣のリーダー「鳳凰」役として藤ヶ谷太輔の出演が明らかになった。 【写真】【は?】竜星涼にメンチ切る白石聖 本作は日本テレビ系で放送されてきた『大病院占拠』『新空港占拠』『ボイス 110緊急指令室』のチームが再結集して制作するオリジナル作品で、『潜入兄妹』もまた第1話からTVerの再生数が100万回を突破するなど人気を博す。 ストーリーは、父を殺した相手に仇を討つべく、日本最大級の詐欺集団「幻獣」に命がけで立ち向かう兄妹の姿を描いた復讐劇。兄・貴一(竜星涼)と妹・優貴(八木莉可子)は、亡き父の元同僚、入間慎之介(及川光博)をはじめとする警察から「幻獣」への潜入捜査の要請を受ける。詐欺師たちとのダマし合いを、さまざまな手段を駆使して乗り越え、「幻獣」の幹部である玄武(吹越満)、朱雀(白石聖)、白虎(黒谷友香)、青龍(桐山漣)らから相次いで信頼を勝ち得る。そしてついに幻獣のリーダー・鳳凰との対面を果たすことになった。 これまでベールに包まれていた若きカリスマ、幻獣のリーダー「鳳凰」が第5話で明らかに。出演にあたり、藤ヶ谷は「すでに気づいていた方もいましたよね……個人的には、顔出しの回まで絶対ばれたくなかった」とコメントしたように、一部のファンや視聴者は気づいていた様子。演じる鳳凰について、冷静沈着で頭脳明晰。冷徹な一面を持っているとして、「この世の幸せの99%は金で買えると、心底思っています」と人物像を紹介した。(※) 藤ヶ谷の連続ドラマへの出演は、主演を務めた2023年1月期『ハマる男に蹴りたい女』(テレビ朝日系)ぶり。グループのCDデビュー前に出演した2011年放送のドラマ『美咲ナンバーワン!!』(日本テレビ系)ではやんちゃな高校生役を演じ、2013年放送のドラマ『仮面ティーチャー』(日本テレビ系)では教師役を務めるなど、アイドルだからこその役を経て、ドラマに舞台と出演作品を重ね、演技に磨きをかけてきた。 2023年1月公開の主演映画『そして僕は途方に暮れる』では、2018年に上演した藤ヶ谷主演の同名舞台を映画化という新たな試みにも挑戦。そこで見せたダメ男っぷりや泣きの演技は、彼のファンのみならず映画ファンからも好評を博した。学生役から教師役へ。正義感に溢れる役から、近年では気難しい男性やダメ男を好演するなど、年齢やキャリアを重ねると共に、役の幅も随分と広がっている。