「スピンのかかりが悪くなったら交換」は間違い!? アプローチタイプで全然違う“ウェッジの交換時期”を知ろう!
バックスピンで止める打ち方をする人は早めの交換がオススメ
「私の場合、アプローチでスピンをかけて止める打ち方はほとんどせず、だいたいがポトン・コロコロというピッチ&ラン。ですので、どちらかといえばスピンが効かなくてミスになるよりも、意図しないスピンがかかってしまうミスのほうが多いぐらいです」 「実際、いまのウェッジも5年ほど使っているので、年30ラウンドとして約150ラウンド。新品を『10』として『6』くらいのフィーリングですが、私にとってはこれでちょうどいいくらいなんです」(小倉店長) プロゴルファーのなかにも、新品よりも少し使い込んだ状態のほうが好きという人もおり、新品のウェッジを下ろしたらバンカーで何十発か打ってから試合で使うという選手もいます。 もちろんその反対に、新品が好きで3試合に1本くらいのペースで交換する人もいますので、この辺はまさに「好み」。 機能としては75~100ラウンドでスピン性能の低下が顕著になるとしても、「自分の意図した球が出なくなったら」という点を重視したほうがいいのかもしれません。
鈴木康介