〝旅の祭典〟愛知開催決定 25年、中部北陸地方で初
愛知県は11日、世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン」(公益社団法人日本観光振興協会など主催)の2025年の開催地が同県に決定したと発表した。9月25~28日、常滑市の愛知県国際展示場(アイチスカイエキスポ)で開かれる。中部北陸地域での実施は初めて。 同祭典は、観光業界の展示商談会と消費者向けのPRを行う総合観光イベントとして14年から開始。これまでに年1回のペースで東京都や大阪府、沖縄県で開かれており、最大20万人超が来場するイベントだ。 会場では、ものづくりの中心地ならではの体験型コーナーや世界各国の展示ブースなどを設けるほか、さまざまなセミナー、顕彰事業を実施する。また、国内の観光関係団体・企業と海外の旅行会社が商談する「VISIT JAPAN トラベル&MICEマート」を合同開催する予定だ。 大村秀章愛知県知事は「インバウンド(訪日客)が増えている中、千載一遇の機会と捉え、愛知県をはじめ中部北陸地域の魅力を発信していく」とコメントした。