独検察がウクライナ人に逮捕状 「ノルドストリーム」ガス漏れ
【ベルリン共同】2022年9月にロシア産天然ガスをドイツに送る海底パイプライン「ノルドストリーム」で起きたガス漏れを巡り、ドイツ検察が爆発物を仕掛けた疑いでウクライナ人の男の逮捕状を取っていたことが分かった。男はポーランドに住んでいたが、既にウクライナに逃走したとみられる。複数のドイツメディアが14日、報じた。 ウクライナ当局の関与が取り沙汰されているが、同国のゼレンスキー大統領は政府の関与を否定している。 報道によると、男はプロのダイバーで、水深80mの海底でパイプラインに爆発物を仕掛けたとされる。ポーランドの検察当局は、男が今年7月に国境を越えウクライナに入ったとしている。