関東有数の規模誇る“熊谷花火大会”圧巻の1万発 例年45万人の客にぎわう “スクマム!ワイドスターマイン”など大歓声
関東地方でも有数の規模を誇る「熊谷花火大会」(熊谷市観光協会、熊谷市など主催)が10日、埼玉県熊谷市の荒川大橋下流の荒川河畔で開催された。県内の夏を代表する風物詩は、今年で72回目。約1万発の花火が猛暑の夜を彩り、訪れた人々を魅了した。 37年ぶり打ち上げ花火も むさしの村55周年、あす12日に一夜限りの夏祭りイベント
熊谷花火大会は、太平洋戦争終戦直前の空襲で甚大な被害を受けたまちの復興を願い、1948年に第1回が行われた。2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大のため、中止や特別大会の実施となっていたが、昨年から再び通常開催。例年40~45万人の観客でにぎわっている。 さまざまな願いを込めたメッセージ花火や、花火業者によるスターマインコンクールなどを実施。昨年始まり、クラウドファンディング(CF)の支援者による投票を参考にテーマ色や曲を選ぶ「スクマム!ワイドスターマイン」は今年も行われ、華やかな演出に歓声が上がった。