私事性的画像被害防止法違反などの疑いで介護士の男（35）を逮捕した札幌北警察署

　札幌市北区で、元交際相手の女性の顔写真やわいせつな画像が写った紙を周囲の住宅に配布したとして、介護士の男（35）が逮捕されました。 私事性的画像被害防止法違反とわいせつ物頒布の疑いで逮捕されたのは住居不定の介護士の男（35）です。 男は12月27日から28日にかけて、札幌市北区に住む30代の元交際相手の女性の自宅近くの住宅に、女性の顔や男性器などの写真が写った紙を配布した疑いが持たれています。 紙は全部で8枚あり、男や女性に面識のない人の住宅の玄関前に置かれていたということです。 男からSNSで「近所の家に物を置いてきた」とメッセージを受けた女性が、警察に相談したことで事件が発覚。 男は自宅に何年も帰らず、事件後も友人宅を転々としていましたが、警察が札幌市東区の路上で男の車を発見し、車に戻ったところを逮捕しました。 警察の調べに対し、介護士の男（35）は「今は何も話したくありません」と認否を留保しています。 警察は、男と女性が交際を解消した際に何らかのトラブルになったとみて、詳しい経緯を調べています。