表参道を花のアートで彩る 5日まで「善光寺花回廊」
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長野市の善光寺表参道を花びらで彩る「善光寺花回廊~ながの花フェスタ2018」が5日まで開催されています。県内外からの人出でにぎわい、花の鉢を多数並べて幾何学模様を作るタペストリーガーデンや、花びらで絵を描く花キャンバスなどを背景に家族連れらが記念撮影する姿がみられます。関連イベントの「善光寺よさこい」などもあって来場者を楽しませていました。 【動画】善光寺で長野高専生がプロジェクションマッピング 灯明まつりに合わせ
「よさこい」も路上を沸かす
善光寺花回廊は今年で17回目で3日から開幕。タペストリーガーデンは長野市近郊の小布施町(おぶせまち)の農家が育てたペチュニア、マリーゴールドなど約1万鉢で路上に模様を描きました。農業高校の生徒らがデザインや制作に取り組み、鮮やかな色の花の競演を演出しました。 小中学校や保育園の生徒・児童、園児らが動物や虹をデザインしたコンパクトな作品も各所に展示。チューリップの花びらなどで路上にデザインする花キャンパスもボランティアらの協力で制作し、40メートル近い長さの作品が目を引いていました。
市民グループなどによるチームキャンパスは3.5メートル四方のスペースに花びらでデザイン。サルのキャラクターやおやつのケーキなどのくだけたテーマが小さな子どもたちに人気で、作品を囲んで写真を撮る親子も。
会場の表参道には信州の地酒などを売る出店も多数。この日は今年で4回目の「善光寺よさこい」も開催し、各地から愛好グループが参加しました。鮮やかな色とデザインの衣装をまとった幅広い年齢層の男女の元気な踊りに拍手が湧いていました。
--------------------------------- ■高越良一(たかごし・りょういち) 信濃毎日新聞記者・編集者、長野市民新聞編集者からライター。この間2年地元TVでニュース解説