「絶対にわざと」藤田ニコルが“透明トイレ”での新手の痴漢被害を主張、機能を逆手に取った悪質手口
「ウチさぁ、新手の被害にあったんだよ」 そう語り出した藤田ニコル。10月12日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ『藤田ニコルのあしたはにちようび』で、痴漢の被害を告白した。 【写真】藤田ニコルが痴漢被害を訴えた渋谷区の“透明トイレ” 場所は、東京・渋谷区の代々木深町小公園にあるトイレ。多様性を受け入れる社会の実現を目的としてスタートさせた『THE TOKYO TOILET』なるプロジェクトで2018年に設置されたもの。渋谷区内にある公共トイレ17か所を、16人のクリエイターが新たにデザイン。映画監督のヴィム・ヴェンダースの作品で、役所広司が主演した映画『PERFCT DAYS』でも取り上げられて話題となった。 藤田がラジオで言及したトイレは、通常は赤や青の色がついた透明なガラス張りで、誰かが使用するために内部から施錠すると不透明になる仕組み。透明であれば、トイレは未使用であることが即座に判断できる。 そのトイレでの被害を、藤田はラジオでこう話した。 「タクシーの運転手が車を停めて、トイレしに来たのね。それでさ、透明なのわかってて、そのまんまトイレしているの。こっち見てニヤニヤして。トイレを見せつけられたんです。わざとなんだよ絶対。アイツは常習犯。うっかりじゃない」 藤田は、タクシー運転手の男性が、自身の排泄行為や性器を見せつけるために、あえて施錠しなかったと主張。うっかり施錠を忘れた可能性も否定できないが、意図していたのなら透明であることを逆手にとった悪質な行為。 トイレの設置場所は、多くの子どもたちが遊ぶ公園。子どもを持つ親としたら不安だが、こうした公園のトイレを管理する渋谷区は、どう考えるのか。
“透明トイレ”自体の防犯対策はない?
公園課公園維持係に話を聞こうと連絡したが、次のような回答だった。 《申し訳ございませんが、藤田さんの発言を聞いていないため、お答えすることはできません。 なお、本区では、公園内の防犯対策として、防犯カメラを設置しているとともに、緊急時に非常ボタンを押すことで、警備会社との通話や警備会社による現地への駆け付けが可能なシステムを導入しています。 区内の防犯対策として、24時間365日、広範囲な警戒が可能である青色防犯灯付きパトロール車による区内全域のパトロールを行っています》 透明トイレの整備後は、利用者から好意的な多くの声が届いているとも主張した。 ただ、これらは渋谷区全域における防犯対策であって、今回の“透明トイレ”での被害防止策についての言及はなかった。 藤田だけでなく、子どもたちが被害に遭わないための対応を求めたい。