ユヴェントス方針転換か

ユヴェントスのアッレグリ監督 photo/Getty Images

セリエAでは現在首位インテルが勝ち点差15で2位ユヴェントスを大きく突き放している。その中でユヴェントスの監督マッシミリアーノ・アッレグリが解任される可能性があると、サッカー移籍専門記者ファブリツィオ・ロマーノ氏が『CaughtOffside』で明かした。 アッレグリといえば2014-15シーズンから2018-19シーズンにかけてユヴェントスで監督としてリーグ5連覇を達成。チームを黄金期に導いた名将として知られている。その後2年の休息期間を経て、2021-22シーズンから再びユヴェントスの監督として復帰した。 しかしながら、監督復帰してからは2シーズン連続でリーグ優勝を逃しており、今期もインテルに首位独走を許す形となっている。そこでユヴェントスの首脳陣は、ボローニャで現在セリエAでリーグ4位と印象的な結果を残しているチアゴ・モッタを監督として招聘するのではないかという。 モッタは以前、FCバルセロナの監督シャビ・エルナンデスが退任発表した際のインタビューで、自身が他クラブへ移籍することへの言及を避けていたが、ロマーノ氏は「モッタは海外に行くよりもセリエAで監督業を続ける可能性が高いと聞いている」と答えた。 今夏は既に監督退任が決まっているバルセロナとリヴァプール、バイエルンや、退任の見方が強まっているマンUといったビッグクラブの監督人事が激しくなるとされており、次期監督候補としてロベルト・デ・ゼルビやシャビ・アロンソといった名前が挙げられている。ユヴェントスも新たな指揮官を求めることになるのか、注目される。