冬のボーナスの使い道は早めに計画しよう! 毎年みんな何に使っている? 賢い使い道は?
そろそろ、冬のボーナスがいくら支給されるのか気になる時期です。他の人は、冬のボーナスをどのように使っているのでしょうか。ボーナスが支給される前に、どのような使い方をすればよいのか考えておきたいものです。 本記事では、2023年10月に公表されたアンケートをもとに、ボーナスの使い道として人気があるのは何なのか、賢いボーナスの使い道も合わせて紹介します。
2023年冬のボーナスの使い道
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する、株式会社ロイヤリティ マーケティング(東京都渋谷区)がおこなった、「第59回Ponta消費意識調査」(調査期間: 2023年9月、回答者数:3000人)によると、冬のボーナスの使い道として最も多かったのは貯金・預金で10年連続1位となりました。 過去10年間の推移をみてみると、2019年が、貯金・預金に回すと答えた人が最も多く40.5%でした。貯金・預金に回すと答えた人はそこから年々減少しており、2023年冬は34.5%と過去10年間で最も低い数値になりました。2023年で2番目に多かった回答は旅行(宿泊を伴うもの)の6.7%、3番目は食品(普段食べるもの)で5.5%です。 一方、支給されない・分からないと答えた人は47.0%で、過去10年間で最も多くなりました。 冬のボーナスを貯金・預金に回すと答えた人は前年同期と比べると全体で2.8%減少しています。特に減少幅が大きかったのが20代の5.8%、次いで30代の3.8%でした。冬のボーナスを貯金・預金に回したいと答えた人は40代を除いてどの年代も前年同期と比べて減少しています。 支給される金額のうち貯金・預金に回したい割合は50~75%未満と答えた人が23.1%、75%以上と答えた人が31.2%でした。全体の半数を超える54.3%の人が50%以上を貯金・預金に回したいと答えています。 また、貯金・預金の使い道を決めている人は41.6%で、使い道として最も多かったのは老後の生活の備えで59.5%になりました。2番目に多かった答えは住宅購入や子どもの学費など将来の消費への備えで45.3%となっています。3番目は収入の変化への備えで33.3%でした。 前年同期と比較すると、将来の消費への備えと答えた人が3.5%増加し、収入の変化への備えと答えた人が5.8%減少しています。