柔道金メダリスト・角田夏実さん、適切な110番通報呼びかけ 京都
「110番の日」の10日、パリ五輪柔道女子48キロ級金メダリストの角田夏実さんが京都府警の一日通信指令課長に就任し、適切に110番通報をするよう呼びかけた。 【写真でたっぷり】パリ五輪 柔道 女子48キロ級 オリンピック前には府警の柔道特別練習生とも練習をしていたという角田さんは、イオンモール久御山(久御山町)で開かれた啓発活動のイベントに制服姿で出席。織田将彰通信指令課長から「一日通信指令課長」を委託された。 角田さんはイベントに集まった観客約300人の前で、模擬110番を実施。警察官の指示に従い、不審者役の男性の特徴を口頭で伝えた。角田さんは「聞かれたことに答えるだけだったのでやりやすかった」と振り返った。 府警によると、2024年には約28万件の110番通報があったが、うち約8万件はいたずら電話や相談など不要不急の電話だったという。角田さんは「緊急でない場合は#9110にかけることを知りました。皆さんも緊急の時は110番、不安や相談があれば#9110へ掛けましょう」と呼びかけた。【水谷怜央那】