「はなまるうどん」約20年ぶりに創業の地・高松市に本社Uターン 大西秀人市長もXで”歓迎”【香川】
「はなまるうどん」の名称で全国でうどん店を展開する、吉野家ホールディングスグループの株式会社はなまるは、1月1日に高松市に本社を戻したと発表しました。 同社は2005年7月に東京・銀座に本社を移転していて、12月までは東京・日本橋に本社がありました。新しい本社は高松市中心部の田町商店街に置きます。 本社移転に合わせて「おいでまい!さぬきプロジェクト」と銘打ち、1号店の木太店(高松市)など、香川県内にある14店舗のうち5店舗の全面改装や新メニューの開発などに取り組みます。また、県内の店舗では讃岐うどん用の小麦「さぬきの夢」を使用する予定です。 同社は2000年5月に高松市に1号店の木太店をオープン。その後、店舗網を広げ、2002年4月に倉敷市児島に県外初出店、同年9月には東京・渋谷に進出し、現在、全国に418店舗展開しています。 今後、香川県で育った様々な食材を使ったメニューを開発し、県内の店舗で販売した後、全国の店舗への拡張も視野に検討を進めるとしています。 高松市の大西秀人市長は8日午後、自身のXで本社移転について、昼食に入ったうどん店でテレビ局の取材を受けたことを明かし「讃岐うどんのふるさと回帰を嬉しく思います。」とツイートしています。
岡山放送