実力派ピアニスト大塚玲子さんリサイタル、東京世田谷で
東京都世田谷区経堂3のクラシック専門コンサートホール「カルラホール」で5月16日、第12回スクリャービン国際ピアノコンクール(パリ)で優勝した実力派ピアニスト大塚玲子さんのリサイタルが開かれる。 ベートーヴェン、シューマン、ショパンなどの名曲に加え、フィギュアスケートの浅田真央選手が用いたことで知られるラフマニノフの代表作、ピアノコンチェルト第2番の2台ピアノ版などを演奏する。 大塚さんは「アットホームなサロンでのコンサートなので、専門家だけでなく、一般の方々でも気軽に有名な曲を多く楽しんでいただきたい」と話している。 リサイタルは、5月16日午後4時から。先着60人で、入場3000円。問い合わせは、カルラホール(03-3439-7507)へ <大塚玲子プロフィール> 桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業、同大学研究科修了。チャイコフスキー記念ロシア国立モスクワ音楽院研究科を最優秀で修了。2012年、第12回スクリャービン国際ピアノコンクール(パリ)第1位。13年、マリアカナルス国際ピアノコンクールディプロマ取得、バルセロナにてソロリサイタルを行う。現在、スクリャービン、プロコフィエフ、ラフマニノフなどの作曲家を中心に取りあげ、国内外でこれらロシア物のレパートリーを積極的に紹介・演奏し続けている。