京都ポルタでU25の伝統工芸展、伝統柄がイマドキに変身
京都の伝統工芸をアレンジしたアイテムが並ぶイベントが、2月16日から商業施設「京都ポルタ」(京都市下京区)にて開催される。 【写真】2023年3月に新生した「京都ポルタ」 観光地として国内外から人気の京都。コロナによって打撃を受けた観光産業は回復の兆しを見せる一方で、意外にも京都市内での消費額は減少しているといい、なかでも食品以外の伸びが低いという。 そこで衰退が危惧されている京都の「伝統工芸」を盛り上げるべく、新たな視点をもつ25歳までのZ世代が活躍するブランドを中心に、イベント『NEO工芸市』が開催されることに。アクセサリーの「sampai」をはじめ、着物帯をサコッシュにアレンジする「Tskuroi」(16~18日)や、西陣織の金糸の技術をバッグに用いる「sAto 里」(17・18日)など、端材など廃棄される物にスポットライトを当てながら、京都文化を活かした日常使いのアイテムが一堂に会する。 そのほか、編み機でミニポーチをつくるワークショップも開催(17・18日)。期間は2月16~19日(昼11時~夜8時30分)。「京都ポルタ」のポルタプラザにて。