DeNA三浦監督のマズい采配…岡田阪神、勝ち星ゲット&連敗もストップ 投手交代めぐりリリーフカーが引き返す珍プレーも
阪神は10日のDeNA戦(横浜)に4―3で競り勝ち、連敗を2でストップしたが、今年も監督の采配がペナントレースの行方を左右することになりそうだ。 【写真】「優しくて性格も一流」筒香に抱きつく度会 6回裏、DeNAに2点を返され3―3に追いつかれ、なおも無死一、二塁で先発の東が3バント失敗。さらに左打者が3人続く場面で岡田彰布監督(66)が2番手の石井から左腕・島本に交代を告げようとしたが、その前に三浦大輔監督(51)が左打者の神里に右の代打・蝦名をコール。出番と思った島本が乗ったリリーフカーが引き返す珍プレーもあったが、石井は続投し空振り三振に斬ってとると、左打者の関根に島本をつぎ込み勝ち越し点を与えず、9回の決勝点につなげた。 これには岡田監督も「向こうが勝手に先に右の代打出すから。(投手交代を)待っておけばええのにな。左(打者)3人に左(投手)行くのわからなかったのかな? 先に代えられたから、石井も投げさせなしゃあない。ビックリしたわ。俺が間違えたかと思ったわ」と苦笑するばかり。 DeNAは8回にも先頭の筒香が右前打で出塁も、次の山本が1ストライクからバントもファウルになり結局空振り三振で得点を奪えず。この日は首をかしげるような代打起用が多く、DeNAのマズいベンチワークに阪神は沸き返った。 (塚沢健太郎)