秋の味覚サンマ、例年より1か月遅い初水揚げ 豊漁で去年より若干安く味わえる? 福島・いわき市
秋の味覚、サンマが去年より2週間ほど遅く、5日、福島県いわき市の小名浜港に初水揚げされました。今年は去年より若干安く味わえるかもしれません。 【写真を見る】秋の味覚サンマ、例年より1か月遅い初水揚げ 豊漁で去年より若干安く味わえる? 福島・いわき市 いわき市の小名浜港に初水揚げされたのは、秋の味覚サンマ。中之作漁協所属の第11権栄丸など2隻が北海道沖で獲った54トンが水揚げされ、ようやく訪れた秋の味覚に港は活気づきました。 海水温の上昇による海流の変化などで、初水揚げは去年より2週間ほど遅く、例年と比べてもおよそ1か月遅くなっています。 第11権栄丸・森田毅漁労長「やっと揚げられたという感じ。福島県内のみなさんにおいしいサンマを食べてもらいたいです」 今年のサンマは全国的に水揚げ量が多く、小名浜港の初水揚げ量も、去年のおよそ4倍に。セリでは、1キロあたり360円から407円と、去年より若干安く取り引きされました。 おのざき・小野崎幸雄社長「地元としてはやっと水揚げしてくれた。待ちに待ったサンマなので、これからどんどん売っていきたいなと思っている」 今年のサンマは去年より大きく、脂ののりも良いということで、いわき市の小売店などで販売されます。
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