<インターハイ>北部九州総体、1カ月の熱戦に幕 2週間後に開催の国スポに弾み
佐賀県などで開かれた全国高校総合体育大会「ありがとうを強さに変えて 北部九州総体2024」は20日、1カ月にわたる熱戦の幕を下ろした。各競技で高校生アスリートが躍動し、2週間後に佐賀県で開かれる国民スポーツ大会(国スポ)に弾みをつけた。 県内では、佐賀市のSAGAアクアであった競泳など6競技が行われた。県勢はレスリング男子団体の鳥栖工高が2年連続の頂点に立ち、新体操男子団体の神埼清明高は6大会ぶりの優勝を飾った。なぎなた女子で初優勝した牛津高は、県勢としては15年ぶりの栄冠だった。 県内で行われた少林寺拳法は男女団体演武の武雄高が準優勝、フェンシング女子の佐賀商高は団体3位に入るなど、地元開催の重圧をはねのけて上位入賞をつかんだ。 9月5日には国スポの会期前競技が始まる。本会期は10月5日の総合開会式を皮切りに、同15日まで県内各地で熱戦が繰り広げられる。(小部亮介)
小部亮介