中京テレビ「キャッチ！」の投稿ボックスに１本の動画が寄せられました。ハウスの上に陣取った１頭のサル。こちらに気づいた様子もありましたが、それでも悠然と辺りを見回しています。 この動画は２日の午前８時半頃に愛知県豊橋市天伯町で撮影されました。 撮影者は「のんほいイチゴ園とよはし」の水谷充裕園長。 普段じっとしていない“看板やぎ”のめいちゃんが一点をじーっと見ていたため、水谷さんはサルの存在に気づきました。 サルは１頭で、人におびえたり威嚇することもなくハウスから器用に降りると、平然と道路を渡り、民家のある方へと歩いて行ったといいます。そのときを振り返り「このあたりに野生のサルがいるなんて信じられないと思った」といいます。 水谷さんは近所にある動植物公園「のんほいパーク」に確認の連絡をしましたが、逃げ出したサルではないということです。 のんほいパークによりますと、この時期は繁殖のために群れから離れる時期で、そのときに里に紛れ込んでしまうことがあるといいます。 市の環境保全課には午前中までに３件の通報があり、「自己防衛のためにも、近寄らない。餌を与えない・見せない。大きな声をだない。などむやみに刺激せず家の戸締まりをしっかりしてほしい」と注意を呼びかけています。