【60歳代の貯蓄額】50歳のおひとりさまです。やはり「老後2000万円」が老後資金の目安でしょうか?「貯蓄2000万円~3000万円未満」は何パーセントくらいいますか?
2024年は計画的に貯蓄しよう
これまで60歳代・ひとり世帯の「貯蓄3000万円以上の割合」と平均・中央値を確認してきました。 確実に貯蓄を貯めていくには、毎月の給料や収入から一定額を先に貯蓄し、残りのお金で生活していく「先取り貯金」が効果的です。 先取り貯金にはさまざまな種類があり、預貯金だけでなく積立投資もその一つとなります。 2024年は新NISAスタートの年。 貯蓄の一部に、新NISA制度を利用して積立投資をはじめるのも選択肢の一つとなるでしょう。 資産運用となればリスクがあるので、事前の情報収集や勉強が重要となります。 これを機に、2024年のご家庭に合った貯蓄方法について考えてみてはいかがでしょうか。 ●【ご参考】60歳代・ひとり世帯の貯蓄額一覧表(金融資産を保有していない世帯を含む) ・金融資産非保有:28.5% ・100万円未満:8.0% ・100~200万円未満:5.7% ・200~300万円未満:4.3% ・300~400万円未満:3.6% ・400~500万円未満:2.7% ・500~700万円未満:6.2% ・700~1000万円未満:4.6% ・1000~1500万円未満:6.6% ・1500~2000万円未満:3.6% ・2000~3000万円未満:6.8% ・3000万円以上:16.9%
参考資料
・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」 ・金融庁「新しいNISA」
和田 直子