転機になった作品は、ＮＨＫ連続テレビ小説「べっぴんさん」と即答した井頭愛海（カメラ・竹松　明季）

　女優の井頭愛海（２３）が大阪・ＭＢＳ制作のドラマ「過保護な若旦那様の甘やかし婚」（２３日スタート、大阪は木曜・深夜０時５９分ほか神奈川・千葉など）でヒロイン・依音役を演じる。恋愛ものに初挑戦する井頭は「（恋愛ドラマは）『縁がないのかな』なんて思っていた。新たな挑戦なので全力でやりたい」と意気込んだ。 【写真】初主演映画はキュートな「鬼ＪＫ」 　本作は、突然、プロポーズを受け、過保護な新婚生活を送るラブストーリー。「（相手との会話なしに心情を述べる）モノローグが多くて。しぐさを工夫し、感情がより伝わるようにしています」 　スポーツ報知の取材に応じた日は、午前中から取材に追われていたものの、午後５時を過ぎても疲れを一切見せず。韓国ドラマが大好きで「一番好きな（ソン・ガンとハン・ソヒ主演の）『わかっていても』を見て、ハン・ソヒさんのナチュラルな演技を役作りの参考にしました」とタフネスに笑った。 　ＮＨＫ大河ドラマ「どうする家康」にはお玉役で出演するなど、活躍の幅を広げている。２０代に入り、仕事に対する考え方も変化。「シチュエーションの意味だったり、作品全体のことを考えられるようになった」と振り返った。 　「『素直さがいいね』と言ってもらうことがあるので、お芝居にも表れているといいなと思います。自分の感情にはウソなくありたいです」（坂口　愛澄） 　◆井頭　愛海（いがしら・まなみ） 　▼生まれと経歴　２００１年３月１５日、大阪府出身。２３歳。「第１３回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞し、１２歳で芸能界入り。 　▼資格　殺陣・現代アクション中級認定取得 　▼マイブーム　「（ブラジル発祥のデザートである）アサイーボウルに最近ハマっていて、おうちでも作っています」 　▼憧れの女優　井上真央「何回か共演させていただいていて、主演としての立ち居振る舞いだったり尊敬する部分がたくさんあります」