唐田えりか「極悪女王」オーディションを振り返る「『剛力彩芽……え!? プロレスやるの?』と思って(笑)」
TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、Netflixシリーズ「極悪女王」長与千種役の唐田えりかさんとライオネス飛鳥役の剛力彩芽さん。ここでは、お2人が初めて会った日のことや、唐田さんが「極悪女王」オーディション時の模様を振り返りました。
◆初めて会ったのは“知り合いの結婚式”
剛力:(私たちが)最初に会ったときって何年前? 唐田:私が20歳ぐらいだったので、もう7年前とかですね。 剛力:共通の知り合いの結婚式で一瞬だけごあいさつをさせてもらったんだけど、私はback numberさんが大好きで、(唐ちゃんが)「ハッピーエンド」のMVに出ているのを観て“すごくかわいい! 超キレイ!”ってずっと思っていて。その後に会ったから“うわ~、唐田えりかさんだ!”って感じだった(笑)。 唐田:うれしい~(笑)! 剛力:そこから「極悪女王」で再会したから、すごく不思議な感じだった。 唐田:あの日は「最終オーディションです」と聞いて行ったんですけど、1回目も2回目も“うまくできた”っていう実感が全然なかったので、「3回目でどうにかぶつけていかないと」って思って、ガチガチになって待機していたんです。 剛力:うんうん。 唐田:そうしたら姉さんが来て、「剛力彩芽……え!? プロレスやるの?」と思って(笑)。 剛力:私も「え、唐田えりかがプロレスやるの?」って(笑)。 唐田:(笑)。それで、オーディション後に姉さんが「来てくれてありがとう!」「今日は付き合ってくれてありがとう」みたいなことを言ってくださって、そのときに“あ……受かってるの?”みたいな(笑)。 剛力:ハハハ(笑)。 唐田:そのとき、姉さんはどのように聞いていたんですか? 剛力:(あの段階ですでに)「唐田えりかさんが相手役をやります」っていうことだけは聞いていた。だから、もう決まっていたんでしょうね。 唐田:そのときは、姉さんが先に会場に入って、いろいろ(監督と)お話しているのが何となく聞こえたから、“自分も何か話さなきゃ”と思って行ったら、「じゃあ、唐田さんは長与千種役で」みたいな感じで(監督から)言われて“……これは受かったのか?”みたいな(笑)。 剛力:“どういうこと!?”って(笑)。 唐田:そうなんですよ! その何日か後に、事務所の社長やマネージャーさんに「ちょっと打ち合わせをしましょう」って呼ばれたから“合格したことを告げられるのかな?”とか思いつつ事務所に行ったんです。 そうしたら、いつも社長とかと話す部屋があるんですけど、そこで私、立てかけられた携帯電話のカメラがこっちに向いていることに気付いてしまって(苦笑)。 “やばい、これは気付いていないフリをしなきゃいけない!”と思って、みんながしゃべっているのを「うんうん」って聞いていたら、「えりか……実は『極悪女王』の長与千種役が決まりました!」って言われて、「あ……やった~!」みたいな(笑)。 剛力:ハハハ(笑)。私がバラしちゃったってことなのかな……。 唐田:いやいや! カメラが何台かあったんですよ。本棚の隙間とかにもあったりして(笑)。そういう、ちょっと面白いこともありました。 (TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」放送より)