「小遣い少なくて魔が差した」 目薬万引きで和歌山県副主査懲戒処分
和歌山県御坊市内のドラッグストアで目薬を盗んだとして、県は8日、紀中県税事務所の男性副主査(63)を停職3カ月の懲戒処分にした。 県によると、男性副主査は7月21日午後、自宅近くのドラッグストアで、商品の目薬(税込み698円)を箱から取り出し、ズボンのポケットに入れて持ち去ったという。 空箱を見つけた店員が不審に思い、防犯カメラで確認すると男性副主査が目薬を盗む様子が映っており、店が御坊署に被害届を提出。同署は男性副主査から事情を聴いていた。 県の聞き取りに対して男性副主査は「小遣いが少なくてやった。魔が差した。大変なことをしてしまった」などと話しているという。