ライブのポスターを手に気合を見せるブラックマヨネーズ・小杉竜一（撮影・高部洋祐）

　お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの小杉竜一（５０）が１６日、大阪市内で行われた「小杉ライブ２００回記念公演」（４月１４日、ＹＥＳ　ＴＨＥＡＴＥＲ）の合同取材会に出席した。 【写真】ライブへの意気込みを語るブラックマヨネーズ・小杉 　２００７年から小杉が月１開催で続けているお笑いライブ。２００回という金字塔を迎える今回は、カベポスターをゲストに迎え「じっくりトークをしようと思っています。普段テレビとか劇場に来てくれる人でも見られないような深い話をしたい」と、いつもとは毛色の異なるライブとなることを約束した。 　２００５年に「Ｍ－１グランプリ」を制し、一番忙しくなり始めた時期に相方の吉田敬が体調を崩した。ライブ開催の肩を押してくれたのも吉田だったという。「１人で舞台に立つとテンパって、根性ないなって。吉田の休みを作るのと、自分の舞台根性をつけたいと思った。１７年やって、そこの根性がついたかなって感じます」と、自身の成長の糧になったことも明かした。 　過去のライブでの失敗談として、「上沼さんのおしゃべりクッキングみたいなことをしたんです。料理作りながらトークするみたいな。でも料理がお客さんに見えないんです。最悪でした」と苦笑いする一方で、「福田さん（チュートリアル）、増田さん（ますだおかだ）柴田さん（アンタッチャブル）と、歴代のＭ－１王者に来ていただいて、チケットもすぐ売り切れて盛り上がった。その時はなんかやっててよかったと思ったし、成長を感じました。最後はもう、調子に乗って歌も歌いました」と、大成功だった体験も語った。 　また第１００回の記念ライブの時には、相方の吉田をサプライズゲストとして招いた。「ＧＬＡＹみたいな大歓声で。２人ともガチガチに緊張しちゃって、強烈な期待に押しつぶされてしまいました。今回も２００回なので、お客さんは何か期待されているかも」と話し、「たまに（大ファンの）Ｂ′ｚを熱唱するんですけど、それは不評です」とオチも忘れなかった。