【写真：Getty Images】

　千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手はポスティングシステムを利用してメジャー挑戦することを目指している。そんな中、ニューヨーク・ヤンキースやニューヨーク・メッツと会談を行ったと、米紙『ニューヨーク・ポスト』が報じた。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　佐々木がメジャー挑戦を決意した当初は、大谷翔平選手や山本由伸投手が所属するロサンゼルス・ドジャースが移籍先の最有力候補だと考えられていた。しかし、佐々木は投手育成能力があるチームを重視していると見られており、同選手の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏が小規模、もしくは中規模の球団も選択肢にあることを示唆したことで、ドジャース行きの可能性が薄れている。さらに、最初に会談したチームがヤンキースとメッツであるため、ますますドジャース行きが後退した。 　同紙は「フアン・ソトの獲得に成功したばかりのメッツが、佐々木の獲得に乗り出した」とし、「ヤンキースに関しても、ブライアン・キャッシュマンGMが佐々木との直接面会を認めており、代理人のジョエル・ウルフと近いうちに面会する予定だ。メッツとヤンキースだけが、今のところ会談が明らかにされたチームである」と伝えている。その上で「多くの日本人選手は西海岸を好むが、佐々木の好みは不明だ」と報じ、東海岸のチームへ行くことを示唆した。