貨物列車脱線事故 復旧作業に着手も運転見合わせ続く 代行バスの運行を開始 JR北海道
北海道放送(株)
16日、道南の森町で起きた貨物列車の脱線事故現場で、17日未明から復旧作業が始まりました。 藤田忠志記者 「午前2時51分です。脱線した車輪をレールに戻す『再線』の作業が行われています」 復旧作業は、脱線した貨車をジャッキアップして、車輪をレールの上に戻し、車両に異常がなければ、列車を駅などに移動させるということです。ただ、この作業にどれくらいの時間がかかるかは今のところ分かっていません。JR北海道は少なくとも18日までは森―長万部間の運転を見合わせるとしています。 札幌と函館を結ぶ特急列車が直通で運転できないため、JR北海道は17日から特急「北斗」を札幌ー長万部間の折り返しで4往復のみ運転し、長万部―函館間には、この特急と接続する代行バスを運転しています。 代行バスの乗客 「本当はきのう行きたかった旭川に。行けなくなって、きょうになった。急きょ函館に泊まってという感じ」 「予定が狂ったので、ちょっと違うところに行ったりして楽しんだ」 この4往復の特急と代行バスは18日も運転されます。 今回の事故で北海道と本州方面を結ぶ貨物列車も運休しているため、佐川急便は、北海道と道外各地との間の荷物の配送に遅れが出ていると発表しています。
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