【光る君へ】柄本佑演じる藤原道長が摂政に 船場吉兆ばりの「ささやき道長」ぶり
女優の吉高由里子が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」の第44回「望月の夜」が17日にオンエアされ、柄本佑演じる藤原道長が摂政となり、天皇に即位した後一条天皇の後ろから言葉をささやく姿に、〝ささやき道長〟と盛り上がりを見せた。 三条天皇(木村達成)が耳と目を悪くしたことを知った道長は譲位を迫っていた。なかなか応じなかった三条天皇だが、第一皇子である敦明親王を次の東宮(皇太子)になることを条件に譲位を決意。天皇に即位したのが彰子の第二子である後一条天皇(橋本偉成)で、道長の孫にあたる。このタイミングで道長は天皇を支える摂政となった。 道長は後一条天皇の後ろで「朕は、この一件、今しばらく様子を見る」とささやくと、その言葉通りに後一条天皇が繰り返す。藤原実資は「租税の減免を願い出ている国には、使節を遣わすべきと存じます」と意見を申すと、ここでも道長が「遣わさずともよい、減免せよ」とささやくと、後一条天皇は、またまたその通りに繰り返す。実資は道長の言葉とはわかっていても頭を下げるしかなかった。 このシーンに「摂関政治とはこういうことか!?」「ささやき女将を思い出す」「ささやき女将ならぬささやき道長」と「ささやき女将」「ささやき道長」とSNSで盛り上がった。 2007年に大阪の老舗料亭「船場吉兆」の原材料偽装や料理の使い回しが発覚。謝罪会見を開いたものの、記者からの質問に対して答えようとする取締役の湯木喜久郎氏に、名物女将である母の佐知子氏が隣りでコソコソとささやく姿が「ささやき女将」と揶揄された。
東スポWEB