<9ボーダー>きょう最終回 川口春奈「年齢なんてどうだっていいと教えてもらった」 新井Pと撮影振り返る
スタッフとも、「着飾る~」のときと同じスタッフが多くいたというのもあるかと思いますが、すぐに仲良くなっていて。ちょっと大人になったのかなと思いました(笑い)。お芝居の瞬発力は相変わらずすごくて、そこは変わらないですけどね。
◇3姉妹、男性陣も仲良く「誰も控室に戻らなかった」(川口)
--「9ボーダー」だからこそと胸を張れる、すてきなポイントや作品としての強みがあれば教えてください。
新井さん:やっぱり3人の姉妹感じゃないでしょうか。前室(撮影の待機場所)って結構広いんですが、いつもぎゅーっとくっついていて。本当にリビングにいる3人みたいな空気感です。
川口さん:気を使わなくてよくて、本当に家族っぽいですね。何も話さないときもあるけど、それはそれで苦にならなくて。本当に家族みたいな感じです。
新井さん:初めは「仲良くなりたい!」と頑張っていたところもあると思いますが、すぐに打ち解けて、そのあとは誰かが無理して仲良くしようということもなく自然体でいられて。あっという間に4カ月が過ぎていたので、これは本物だなと。誰か1人でも前室から出て、控室に戻っていればきっとこういう空気感ではなかったのかもしれないですけど。
川口さん:誰も控室に戻らなかったですね。
新井さん:男性陣とも仲良かったよね。松下洸平さんはみんなより年上なんですけど、松下さんいじりをしたりとか(笑い)。本当に近所の幼ななじみみたいな距離感だったよね。
川口さん:その雰囲気には本当に救われましたね。そういったチーム感が一番の強みじゃないでしょうか。
◇この作品を見て「自分を好きになってほしい」(新井)
--今作での撮影を経て、お互いに変化したところはありますか?
川口さん:私は七苗とは立場は違うけど、実年齢が同じということもあって、いろいろなことを学べたと思います。29歳の頑張る女性へのメッセージといいますか、脚本の金子ありささんのせりふもグサグサ刺さって。自分がやりたいことに向かって頑張るというのがいいんだな、それが正解なんだなということを学びました。そして家族っていいなと改めて思いました。