ベネズエラ野党指導者、バイデン氏らと「実りある会談」
[ワシントン/カラカス 6日 ロイター] - ベネズエラの野党指導者ゴンサレス氏は6日、バイデン米大統領と実り多い会談を行い、トランプ次期米大統領の大統領補佐官(国家安全保障担当)となるウォルツ米下院議員とも長く話し合ったことを明らかにした。 ゴンサレス氏は昨年7月のベネズエラ大統領選で勝利したことを示す投票結果を示し、複数の国から大統領に認定されている。しかし選挙管理当局はマドゥロ現大統領の勝利を発表し、マドゥロ氏は10日に3期目の大統領に就任する予定だ。 ワシントンを訪れたゴンサレス氏は6日記者団に「バイデン大統領および彼のチームと、長く実りある友好的な会談を持った」と述べた。 ベネズエラ政府は、バイデン氏がベネズエラの民主主義を侵害する「暴力的なプロジェクト」を支援するのは「グロテスク」だとする声明を出した。 ゴンサレス氏は同日、X(旧ツイッター)への投稿で、ウォルツ氏とは「1月9日に行われるベネズエラ市民の抗議行動」などについて詳しく話し合い、「彼(ウォルツ氏)は、米国と世界がわが国で起こる事を注視すると保証してくれた」と説明した。