A・ロッド、大谷を語る 都内のイベントで絶賛―米大リーグ
米大リーグのヤンキースなどでプレーしたアレックス・ロドリゲスさん(49)が16日、東京都内で行われたトークイベントに参加し、ドジャースの大谷翔平をテーマに語った。 「A・ロッド」が愛称の元スーパースターは、前人未到のシーズン「50本塁打、50盗塁」を今季クリアした大谷を「言葉にできないほど、素晴らしい」と絶賛した。 歴代5位の通算696本塁打をマークし、シーズン最優秀選手(MVP)に3度輝いたロドリゲスさんは、1998年には「42本塁打、46盗塁」を記録している。今季の活躍で3度目のMVP選出が確実とみられている大谷について「パワーを持っている選手で足が速いことは珍しく、この組み合わせがすごい」と強調。米国でも抜群の人気を誇っているとして、「日本人はもっとプライドを持った方がいい」と呼び掛けた。 現役引退後はビジネスやテレビの野球解説で多忙というロドリゲスさん。米プロバスケットボール協会(NBA)のティンバーウルブズの経営にも乗り出しており、「日本で試合がしたい」と語ると、会場が拍手で包まれた。