SKE48が16周年記念公演を開催 オリコン連続1位が途絶えるも…熊崎晴香「初の試練だけど逆にメラメラ燃える」
名古屋・栄を拠点に活動する人気グループ、SKE48が14日、名古屋国際会議場センチュリーホールで劇場デビュー16周年記念公演を開催した。 ステージでは熊崎晴香（27）がシングル表題曲で初センターを務める新曲「告白心拍数」など40曲を熱唱。約2800人の盛り上がりに熊崎は「コールの完成度もすごくて、私の心拍数も上がりました！」と新曲のタイトルに例えて感謝した。 アンコールでは11月30日に卒業する2期生の斉藤真木子（30）のために、高柳明音（32）、三上悠亜（31、SKE時代は鬼頭桃菜）ら同期9人の卒業生が出演して「僕らの絆」を披露した。 本番前には熊崎、太田彩夏（24）、野村実代（21）が取材に対応。熊崎は斉藤の卒業で「私たち6期生が一番上になるのが驚きですが、私たちも先輩の方々に支えられてきたので、今度は私たちが引っ張っていきたい」と力を込めた。 シングルは前作までオリコン週間ランキングで28作連続1位から新曲は2位。熊崎は「良い歴史を止めてしまって、私たちにとっては悔しくて初めての試練」と告白し、「メンバーと話し合うきっかけをもらって、逆に燃える材料になった。17、18周年に向けてはメラメラと燃えて、さらに大きな存在になりたい」と更なる成長とリベンジを約束した。 グループの真骨頂について熊崎は「がむしゃらさと汗」と強調。太田も「ステージでは顔も気にしないのがSKE魂」と全力パフォーマンスを信条とした。今回は12～14日の3日間公演。計3公演で約8400人を動員した。今回はリハーサルなどの準備が約1カ月半と長期にわたり、野村は「家族よりもメンバーとすごく時間が多くて、体力的にも大変でしたが、みんなで支え合うことができました」とチームワークも育んでいた。（山内倫貴）
