JAL鳥取社長との対談がきっかけで「JALチャーター便誘致」ある? 鳥取県・平井知事、県内空港のダブルトラック化には慎重姿勢
JAL・日本航空が鳥取にやって来ることはあるのでしょうか。 鳥取県の11月議会は、4日から一般質問が始まり、JALのチャーター便の誘致について平井知事は「検討いただけるなら真摯に対応していきたい」と述べました。 【写真を見る】JAL鳥取社長との対談がきっかけで「JALチャーター便誘致」ある? 鳥取県・平井知事、県内空港のダブルトラック化には慎重姿勢 12月4日から始まった11月議会の一般質問。 ここで福田俊史県議が平井知事に質問したのは… 福田俊史 県議 「地元へのさらなる誘致促進や経済効果を期待して、サウナ旅によるJAL機のチャーターフライトを誘致するとともに、これをきっかけに県内両空港の将来的なダブルトラック化に向けて検討していく議論のスタートを切ってはどうかと思うのですが」 この質問の背景にあるのは11月7日の出来事です。 JAL・鳥取三津子社長 「私が社長に就任した際に知事には、『遠い親戚が偉くなったように思える』というコメントをいただきました。実はその頃から私の方も大変近しい感覚を抱いておりました」 今年4月に就任したJALの鳥取三津子社長と平井知事の対談。 プライベートで一度も鳥取を訪れたことがないと明かした鳥取社長に平井知事が「来られるなら赤い翼も見てみたい」と発言していました。 きょう平井知事はJALが展開するサウナを目的としたパッケージツアー「サ旅」の目的地に、中国地方で初めて鳥取県が入ったことなどを踏まえ、今後のチャーター便への期待感をにじませました。 鳥取県 平井伸治 知事 「今回のサウナ旅の販売状況を見ていただいて、県内の航空路線についてチャーターフライトの乗り入れについても今後もご検討いただけるなら、私どもとして真摯に対応していきたい」 一方で、同じ路線に2社が入るダブルトラック化については、岡山空港の全日空・羽田便と比較し、割引などを考えると料金は変わらなくなっているなどとし慎重な姿勢をみせました。
山陰放送