「狂ったように戦った」ヴェンゲル、アーセナル監督時代ウーデゴーの獲得を画策していたことを明かす
レアル・マドリード加入前に猛アプローチ
アーセン・ヴェンゲル氏がアーセナルの監督時代、現在同クラブのキャプテンMFマルティン・ウーデゴーとの契約を切望していたと明かした。英『METRO』が伝えている。 マルティン・ウーデゴーは、2015年に6年契約でレアル・マドリードと契約したが、層の厚い同クラブでは出場機会を得られず、他のクラブへレンタル移籍を繰り返していた。2021年1月にアーセナルへローンで加入すると、中心選手へと成長。同年8月に完全移籍でアーセナルに加入した。昨季からキャプテンに就任し、劣勢の時に声をかけ、チームを鼓舞するなど、クラブの精神的な支柱にもなっている。 監督時代をウーデゴーの獲得を目指していた頃を振り返り、ヴェンゲルは以下のように語った。 「私たちは彼(ウーデゴー)を捕まえるために狂ったように戦った。私は彼をトレーニングセッションに参加させた。そしてスティーブ・モロー(元アーセナルのユースチーフスカウト)が、彼(ウーデゴー)を父親と一緒にトレーニングに連れて行ったのを覚えている」 ヴェンゲルは、ウーデゴーと契約するためにトレーニングセッションに参加させるなど画策していたようだが、結局同選手はレアル・マドリードを選択してしまう。ウーデゴーがその能力を発揮し始めたのは、19-20シーズンにレアル・ソシエダに加入してからで、レアル・マドリードではほとんどプレイしていない。アーセナルにレンタルで加入し、その後、完全移籍したウーデゴー。レアル・マドリードを選択せずに、初めからアーセナルに加入していたらウーデゴーのキャリア、同クラブの成績はどのように変わっていたのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部